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senjimon 上の Oracle 8i について
senjimon について
senjimon.ulis.ac.jp
(略称: senjimon) は平成12年度に石塚教授ならびに凸版印刷との共同プロジェ
クトの予算で導入したサーバです。主な仕様は以下の通り。
- 機種: DELL PowerEdge 1400
- CPU: Intel Pentium-III 800MHz × 2
- RAM: 1GB (ECC付き SD-RAM)
- HDD: 36GB UW-SCSI × 4, RAID-5
- Removable Drive: FDD, CD-ROM, DDS-4, DDS-4 autoloader
- OS: RedHat Linux 6.2J (DELL サーバ添付版)
なお、senjimon のユーザ登録は
avalon.ulis.ac.jp と連動
しており、管理は阪口<saka@ulis.ac.jp>ほかが行っている。
(既に avalon を利用している場合には特に申し込まなくても senjimon を使う
ことが出来る。)
Oracle 8i について
senjimon には RDBMS として Oracle 8i (8.1.6) Workgroup Server が導入され
ています。そのライセンスは以下の通りです。
既に senjimon にインストールされているので、付属している「Oracle 8i
Client for Windows」あるいは「Oracle 8i Client for Linux」をあと 9 台の
PC にインストールが可能です。Oracle 8i Client のインストールに関しては阪
口か石塚先生にご相談下さい。
なお、Oracle interMedia, Pro*C/C++, Pro*COBOL のライセンスは含まれていま
せん。
ユーザ登録について
senjimon (あるいは avalon) へ登録されたユーザは自動的に Oracle にも登録
されます。ユーザID は senjimon のものと同一になりますが、パスワードは全
く独立に管理されます。パスワードについては
[こちらのページ (学内のみ)]を御覧下さい。
Oracle への自動登録は深夜に行われるので、実際に利用可能なのは阪口らによっ
て senjimon (avalon) へのユーザ登録作業が行われた翌日以降になります(ま
た、ホームディレクトリも同様です)。
(つまり、既に senjimon にログイン可能な場合には Oracle も利用できると考
えて下さい。)
Guest アカウントについて
WWW サーバなどからアクセスする際のために、ゲスト・アカウントを準備してい
ます。このアカウントでは表の作成などは出来ず、明示的に他のユーザの権限で
GRANT で許可されたことしか出来ません。サーブレットなどを作成する際はこの
ユーザ ID 「GUEST」を使用して下さい。パスワードは
[こちらのページ (学内のみ)]を御覧下さい。
「データベース」について
Oracle では複数の「データベース」を管理することが出来ますが、その「デー
タベース」の管理は複雑になるので、senjimon では「データベース」は原則と
して一つとし、すべてのユーザに共有してもらいます。
Oracle の「データベース」はその内部に登録されたユーザ毎の「スキーマ」が
存在し、その「スキーマ」毎に表の名前などが管理されるので、通常の利用では
他のユーザを意識せずに済みます。また、作成した表などは SQL の GRANT 文で
許可を出さなければ他のユーザがアクセスすることは出来ません(言い替えれば、
GRANT を適切に用いれば複数のユーザでデータを共有することが出来ます)。
Oracle はまた「データベース」毎に文字データを格納する際の文字コードが決
まります。senjimon で共通に使用する「データベース」は多言語対応を想定し、
UTF8 (Unicode) としています。なお、「データベース」をアクセスするプログ
ラムなどでは環境を適切に設定することで自動的に文字コードが変換されます。
「データベース」の設定は以下の通りです。
- データベース名: db1.senjimon.ulis.ac.jp
(環境変数 = TWO_TASK)
- ORACLE_SID: db1
- 文字コード: UTF8 (CHARACTER SET/NATIONAL CHARACTER SET)
- 表領域: /homeと同じパーティション、特に制限なし
UNIX コマンド「df」などで空き容量を各自で確認して下さい。
なお、この「データベース」に接続する設定は senjimon では
「/etc/csh.cshrc」で行っています。他のホストから利用する際は、
senjimon の /u01/app/oracle/product/8.1.6/network/admin にある
sqlnet.ora などの *.ora ファイルを参照して下さい。
ユーザの環境設定について
senjimon 上で Oracle を使用する際の環境は「/etc/csh.cshrc」で設
定しています。カスタマイズする際はそちらを参考に各自の
「~/.cshrc」などを作成・修正して下さい。設定を行っている環境変
数は以下の通りです。
- ORACLE_SID: 「データベース」の識別子 SID
- ORACLE_HOME: Oracle のインストール(ホーム)ディレクト
リ(/usr/local/bin/coraenv内で設定)
- PATH: Oracle のコマンドへのパス
(${ORACLE_HOME}/bin) を追加
(/usr/local/bin/coraenv内で設定)
- LD_LIBRARY_PATH: Oracle 用共有ライブラリへのパスを追加
- NLS_LANG: Oracle クライアント機能で用いる文字コードとメッ
セージの言語を指定(日本語 EUC)
- TWO_TASK: 「データベース」のサービス名(フルパス名)
マニュアルについて
Oracle 8i Workgroup Server に標準で付属しているマニュアルは全体のごく一
部です。マニュアルは PDF 形式などで Oracle から無償で電子的に提供されて
います。主要なものはあらかじめダウンロードしてあります。ダウンロード済み
マニュアルは[こちら (学内のみ)]にあります。
マニュアルを始め、様々な情報は Oracle Technology Network (OTN) で提供さ
れています。日本語版、英語版それぞれ独立にユーザ登録が必要ですが、無料で
利用できます。なお、2001年11月の時点では英語版の方がマニュアルの検索機能
なども充実していて便利です。
なお、2001年11月現在学内LAN から日本語版 OTN へログインすると「404 Not
Found」エラーが発生しますが、ログイン自体は成功しているようで様々な資源
をアクセスすることは問題なくできます。
プログラミングについて
プログラミングについては上のマニュアルを参照して下さい。なお、senjimon
には Java の開発キットとして、IBM の JDK 1.1.8 を「/usr/jdk118」
に、Sun の Java2 SDK 1.3.1 を「/usr/java/jdk1.3.1_01」にインス
トールしています。コマンドサーチパス及び CLASSPATH などの環境変
数については目的に応じたバージョンの開発キットに合わせて各自で設定して下
さい。
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by saka@ulis.ac.jp
2001年 12月10日 月曜日 02時14分39秒 JST